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(46) 体の部位(1)

こんにちは!AKGVG会計事務所の松田琢哉です!このメールは名刺交換をさせていただいた方へBCCにてお送りしています。

インドに来て6ヶ月半程になり、いまだ日本の家族と連絡を取っていません。もともと大学進学後下宿を始めたので1年間で両親に会うのも10日間もいかないぐらいだったのでインドに来てもそれほど連絡がそれほどなくても大丈夫かなぁなんて思っていますと、この話を聞いたインド人はみんな口を揃えて、連絡取らないなんてありえない、と仰ります。日本人の方にも言われることはありますが、インドの方の気合の入りようは比べものにならないぐらいです。
インドの方は親をとても大事にしています。僕も見習わないといけないなぁと思いますが、熱心に僕に親を大切にすることの重要さを教えてくれた南インドのおじさんは別の面も教えてくれました。というのもインド人が親を大事にするのは家族愛があるから、というのももちろんですが、親の財産目当てというのも強いそうです。
それはもちろんみんながみんな親の財産が欲しくて親を大事にしているというわけではないでしょうが、そういった考え方もできるのか、といった感じです。財産といっても土地なども含まれているので資産と言った方がいいですね。
親を大事にするインド人たちに囲まれているとなんでもっと親に気をかけてこなかったのかなぁと思います。

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前回は「~するとすぐに」という表現をご紹介させていただきました。動詞を原形の「○○ナー」から「○○テー ヒー」にすることで「○○するとすぐに」という言い回しができるというものでした。

今回はですね、体の部位のヒンディー語とそれに関する言い回しをご紹介させていただけたらと思います。
頭、髪の毛、顔(目、鼻、口、あご、ほほ、耳)、首、肩、腕、手、指、胸、お腹、背中、腰、足、ひざ
会話に出てきそうなものを挙げてみると意外と多いですね。

・頭 「スィル(sir)」

 ・スィル カーナー sir khaanaa 「うるさくつきまとう、悩ます」

 動詞「カーナー(khaanaa,~を食べる)」がくっついており、「頭を食べる」と直訳できますが、それで「悩ます」になるんですね。追い詰められていくことを表しているのでしょうか。「スィル」には「頭」の他に「責任」という意味も持っておりやはりインドでもheadには責任が重大ということですね。
 「これに悩まされたよ」だと「スィル カーヤー」と完了形にし、「悩んでるんだ」なら「スィル カーター へ」になりますね。

・髪の毛 「ケーシュ(keeś)、バール(baal)」
 「ケーシュ(毛髪)」、「バール(体毛)」イメージとしてはこのような違いです。散髪屋さんで時々「K Style」だとかで「K」を店名にしているものを見かけますし、髪の毛のトリートメントなどで「K」を商品名に入れたものを見ることもしばしばです。
 「バール」は先ほどの「スィル(頭)」と後置詞「カー(~の)」の複数形を組み合わせて「スィル ケー バール(sir kee baal,頭の毛)」と表現することが多いです。日本語でも「毛」だけよりかは「髪の毛」と言ってもらえた方が分かりやすいようなものです。「バール」は他に「子供児童」という意味も含みます。
 ちなみに「白くなった」は「主語+サフェード ホー ガヤー」で、「多い」は「ジャーダー(jaadaa)」、「少ない」は「カム(kam)」です。

・顔 「チェヘラー(ceeharaa)」
 ヒンディー語の「エ」の音は全て長母音なのですが、日本語的なイメージでは伸ばし棒がついているときの発音を1としたらヒンディー語の伸ばし棒のものは0.5ぐらいの長さというイメージを持っていただけたらと思います。「お面」も「チェヘラー」です。
 「チェヘラー キンチャー ホーナー」で「緊張した表情になる」です。「キンチャー」は動詞「キンチュナー(khiincnaa,引きつる)」から来ているものですが、「キンチャー」と「緊張」が似ていて面白いと思ったのでご紹介させていただきました。「写真を撮る」の「撮る」も「キンチュナー」です。

・目 「アーンク(aankh)」
 ヒンドゥーの文化がよく表れているもので、例えば人気の神様のクリシュナによく使われる表現で「Lotus Eyes(蓮の御目(おんめ))」という風にですね、素晴らしい目の形は蓮の形をしているのです。蓮の形というのも恐らく蓮の花びらの形で、縦に長く目尻に向かって滑らかに上瞼と下瞼が合わさるという形です。是非「Lotus Eyed」でグーグルの画像検索をしてみてください。百聞は一見に如かずというものです。「蓮」はヒンディー語で「カマル(kamal)」です。インドではマハーバーラタやラーマーヤナという二大叙事詩に代表されるように韻を踏んだ詩が多く作られています。その韻律の都合上「目」という単語を入れられない時に「蓮」を入れて、何というのでしょうか、奥深さと共に「目」を表しています。ただ「蓮」が「目」を連想させると知っていないと「王の蓮が・・・」という文章が全く意味の分からないものになってしまったりします。

・鼻 「ナーク(naak)」
 鼻です。「ナーク」には他の意味に「代表的な存在、名誉を担うもの、威厳を表すもの」というものがあるのでインド人の深層心理の中には「鼻」がとても重要な位置にあるようです。インド人の映画俳優には鼻が大きい人が多い気がします。最近は小鼻の俳優さんが増えてきたようですが。「鼻水」も「ナーク」で、日本語で「鼻が出てきた」と言うのと似たようなものでしょうか。
 「におい」は「ガンド(gandh)」で、これが「良い香り、芳香」になると「スガンド(sugandh)」になります。接頭辞の「ス」が「良い」という意味で「ス」から始まるものは大体プラスのイメージの単語です。例えば先ほどの「ケーシュ(髪の毛)」と組み合わせて「スケーシー」で「髪の美しい女性」のようにしたりします。

・口 「ムー(munh)」「ムク(mukh)」
 少し話は離れますが「口」と言えば「マウス」で「マウス」と言えば「ネズミ」で口とネズミが関係してんのかなぁなんて思っていたら「mouth(くち)」「mouse(ネズミ)」でつづりの違う別の単語だったんですね。お恥ずかしい話ではございますが最近知りました。
 「ムー」も「ムク」も同じ意味で、両方とも「顔」という意味も持っています。同じ意味ならどう使い分けたらいいんだという話ですが、「道」と「道路」が同じ意味で分の流れで言いやすい方を口にするようなものなのかと思います。
 「ムー(munh)」は表記通り読むと「ムンフ」なのですが「ムー」と発音されるようです。
 「ムー パル ラクナー」で直訳すると「口の上に置く」ですが「味わう」という意味です。「パル(~の上に)」、「ラクナー(rakhnaa,~を置く)」

・あご 「トーリー(ṭhooṛii)」
 あごです。あごってあまり日常では出てこないですね。よく触ったりはしますが。この「トーリー」、「ト」も「リ」も反り舌の音なのでそれぞれの前に「ッ」を入れると一気にヒンディー語っぽい発音になります。
 「トーリー パカルナー」で「相手の下あごに手をやる(愛情表現)」とあります。動詞「パカルナー(pakaṛnaa)」は「つかむ、手に取る」などの意味があります。
 インドでは相手の下あごに手をやるというのは愛情表現なんですね。実は私もインドでこれをされたことがあります。私のあごを触ってきたのは大家さんのお母さんでおばあちゃんです。つまりはこの愛情表現というのは主に母性本能からくる親から子への愛情表現であり、それはもちろん恋人同士がすることもあるんでしょうけども子供をなだめる時などによく使われるようです。

・ほほ 「ガール(gaal)」
 英語の「girl」とほぼ同じような発音だと思うので覚えやすい単語かと思います。「口、一口分」という意味も持ちます。
 「ガール カルナー」で「大口を叩く」です。直訳すると「ほほをする」または「口をする」でよく分からないですが、「大口を叩く」も英語なんかに直訳したら「strike a big mouth」なんかになって「出る杭は打つ」のようなニュアンスになるかもしれませんね。。英語で「big mouth」は「よく喋る人、ほら吹き」という意味のようです。
 動詞「カルナー」は「~をする」の他にも「~を作る」という意味もあるのですが、もしかしたら「ほほを作る」で「ほっぺたを膨らます様子」からきているのが上の「ガール カルナー(大口を叩く)」なのかもしれません。

・耳 「カーン(kaan)」
 カーンです。動詞「コールナー(khoolnaa開く)」を使って「カーン コールケー(耳をあけて)」で「耳の穴かっぽじってよく聞きやがれ」というような表現ができます。動詞「○○ナー(○○する)」を「○○ケー」にすると「○○して・・・」という表現になります。
 「音、声」は以前ご紹介しましたが「アーワーズ(aawaaz)」です。「雑音、騒音」は「ショール(śoor)」です。
 日本語で「ビール」と言えば「ビール」ですが、ヒンディー語の単語での「ビール(bhiiṛ)」は「混雑、群衆」です。
 ・ディッリー メン ショール アゥル ビール ジャーダー へ 
 (デリー)(には)(騒音)(と)(混雑) (多い)
Dillii men śoor aur bhiiṛ jaadaa hai
 「デリーは騒がしく、人の多い場所です。」
  
 このような感じですね。

・首 「ガルダン(gardan)」「カント(kanṭh)」
 「ガルダン」はペルシャ語由来の言葉です。だから何だという話ですが、「のど」に関しては「カント」がよく使われます。
 同じPGに住んでいるインド人の大学生に「インドの神様はなんで青いの?」と聞くと彼は「青いのはシヴァ神だけだよ」と言いました。シヴァ神と言えばインドの三神のうち破壊を司る神様ですが、無数のシヴァ神の別名の1つに「ニーラカンタ(青い首)」というものがあります。インド神話の乳海攪拌(サムッドラ・マンタン)で神様と悪魔が協力して不死の薬「アムリタ」を手に入れようと大きな山を引っこ抜いて大きな蛇をそこに巻きつけてシヴァ神の住む乳海を混ぜるんですね。混ぜるのに使われる蛇もたまったもんじゃありませんから苦しくて猛毒を吐いてしまいます。その毒はとても強く神々も皆死んでしまうほどのものだったのでシヴァ神はとっさにそれを飲み干すんですね。でも完全に飲み込んでしまうと危ないのでその毒をのどのあたりで止めておいてシヴァ神は死なず、みんな苦しまず、というシーンがあり、そこで毒をのどで止めたのでのど首から上が青くなったんだ、というお話です。どうやって飲み込まずに済んだんだ、という話ですが神様なので何でもできるのでしょう。


ということで今回は体の部位のヒンディー語とそれにまつわる関連知識をご紹介させていただきました。
話の小ネタ等にお使いいただければと思います!次回は後半をご紹介させていただければと思います。
それでは今回も長くなってしまいましたが最後までお読みくださりありがとうございます!

松田琢哉
単語帳(46).jpg

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