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(25) 時制の振り返り

こんにちは!松田琢哉です!このメールは名刺交換をさせていただいた方へBCCにてお送りしています。

6月にムンバイに行ったとき営業のアポイントメントが取れず飛び込みで回っていたときの話なのですが、自分で作ったリスト通りに企業さんを探しているとどう見ても会社ではないだろうという場所に着きました。そこは古めのマンションで部屋番号を何度確かめても普通のインド人の家族が中でくつろいでいました。リスト作ったときに住所間違えたのかなぁと思い帰ろうと思いましたが一応確認するだけしてみようと思いインターフォンを押すことに。お家に入れてもらって話を聞くとどうやらそこのお家は住所をその会社宛ての郵便物が届くための場所として貸していたそうです。そんなこともあるんだぁと思いながら話をしていると丁度お昼時だったのでご飯も食べさせてもらいました。その時に「こんなに親切にしてもらってありがとうございます」と言うと何か呪文のような言葉を唱えられたんですね。
それで最近会社の同僚に何かで「ありがとう」というと彼は「アティティ デヴォ バヴァ」と言いました。これを聞いてムンバイのあの親切なご家族を思い出しましてこれを彼らは言ってたんだ!と思い出しました。この「アティティデヴォ バヴァ」の意味は「来客は神様のようなものである」というような意味でインド風の「おもてなし」の精神なんですね。インドの観光省(庁?)のキャンペーンの「Incredible India!」と並んで「Atithi Devo Bhava」があり俳優のアーミール・カーンさんが観光大使さんとのことです。

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さて前回は完了形の自動詞・他動詞のちょっとした使い分けをご紹介させていただきました。
完了形の他動詞を用いる場合は主語に後置詞の「ネー(nee)」をつけて動詞の活用は目的語の性・数に影響されます。

今回は今までにご紹介した時制のまとめをしておさらいをしたいと思います。
今までにご紹介してきたのは

・コピュラ動詞の現在形・過去形
・動詞の現在形・過去形
・動詞の現在進行形(・過去進行形)
・動詞の完了形(・現在進行形・過去進行形)

以上の大きく分けて4種類です。

①コピュラ動詞
コピュラ動詞は英語でいうBe動詞にあたり、I→am、 He→is、 We→areと同じように主語に対応したバージョンがあります。
意味もBe動詞とほぼ同じで「様態(~である)、存在(いる、ある)」という意味で、文末に付けてあげます。

・現在形
 一人称・単数→フン(am)  マェン マツダ フン            「私は松田です。」
(Main Matsuda huun)
 単数形   →へ (is)  ラージュー トー アッチャー アードミー へ  「ラージューは良い人です。」
(Raaju to acchaa aadmii hai)
 複数形   →ヘン(are)  アープ バホット スンダル ヘン      「あなたはとても美しいです」
(Aap bahut sundar hain)
 基本的には上の3つですが主語が「トゥム(tum.きみ)」の場合は「ホー(ho)」になり、合計で4種類のコピュラ動詞現在形があります。
 
 ・トゥム カハーン パル ホー?  「君はどこにいるの?」
(Tum kahaam par ho?)
・過去形
 男性・単数→ ター    ラージュー ヤハーン ター      「ラージューはここにいたよ」
(Raaju yahaam thaa)
 男性・複数→ テー    アープ カハーン テー?       「あなたはどこにいたの?」
  (Aap kahaam thee)
女性・単数→ ティー   アーシャー カル ナヒーン ティー   「アーシャーは昨日いなかったよ」
(Aaś kal nahiim thii)
 女性・複数→ ティーン  ヴェ ラルキヤーン カハーン ティーン? 「あの女の子達はどこにいたの?」
(Ve laṛkiyaan kahaam thiin?)
 「ヴェ(ve)」は「ヴォ(vah,あれ・彼・彼女)」の複数形で後置格になると「ウヌ(un)」になります。単数形の「ヴォ(vah)」の後置格は「ウス(us)」です。
 「ラルキヤーン」は「ラルキー(laṛkii女の子)」の複数形で、女性複数はその集団に男が一人でも混ざっていると男性複数として扱うので女性複数の形はあまり多くは無いです。

②動詞の現在形・過去形
まずこの動詞の活用形の概念としては「(普段)~している」という習慣的なものであり、瞬間を切り出した現在進行形の「~している」ではありません。
他の意味としては「今すぐに~する」という意味もあります。
作り方としては「未完了分詞+コピュラ動詞」の組み合わせとなります。

未完了分詞の作り方は動詞の活用語尾、つまり動詞は「○○ナー」という形を取り、この「ナー」の部分が活用語尾です。その活用語尾を「ナー」ではなく「ター」に変えてあげることで作られます。

男性・単数→ター taa
男性・複数→テー tee
女性・単数→ティー tii
女性・複数→ティーン tiin

このように語尾変化します。この活用はコピュラ動詞の過去形の活用とほぼ一緒です。厳密に言うとコピュラ動詞の活用形は「tha」で未完了分詞の活用語尾は「ta」で「h」の音の有無が違いとなります。「h」の音の違いといっても強く読む・読まないの違いでほとんど同じ音に聞こえます。
この未完了分詞とコピュラ動詞の組み合わせにより習慣現在・習慣過去を表せるようになるのです。

・現在形
 男性・単数→マェン ヤハーン パル カーム カルター フン「私はここで仕事をしています。」
                  (仕事)(をしています)
       (Main yahaam par kaam kartaa huun)
       ラージュー ディッリー メン ラヘター へ 「ラージューはデリーに住んでいます。」
                     (滞在している)
(Raajuu Dilli men rahataa hai)
 男性・複数→アープ ナーシュター メン キャー カーテー ヘン? 「あなたは朝食に何を食べていますか?」
           (朝食)     (何) (を食べている)
(Aap naaśtaa men kyaa kaatee hain)
 女性・単数→アーシャー メトロ セー アーティー へ  「アーシャーはメトロで来ています。」
               (で) (来ています)
(Aaśaa metro se aatii hai)
 女性・複数→ルパーリー アゥル ディッパー ジャーパーニー アッチェー セー ボールティー ヘン 
「ルパーリーとディッパーは上手に日本語を話します。」
  (Rupaalii aur Deepa Japanee acchee se booltii hain)
「アッチェー セー」で「アッチャー(良い)」の副詞となり、動詞「ボールナー(話す)」の女性・単数の「ボールティー」と活用しています。
 ルパーリーもディッパーも女性の名前で活用形は女性・複数となるはずですが、最後に複数形のコピュラ動詞「ヘン」をつけることで帳尻を合わせています。
 女性・複数の形が出てくるのはコピュラ動詞がつかない時だけです。
 動詞が女性・複数に活用されてコピュラ動詞も複数形という組み合わせは出てきません。
 例えば否定文の場合は現在形に限りコピュラ動詞を省略できるのでその場合は女性複数の活用形の出番となります。 

・過去形
 習慣現在を習慣過去にするには上に挙げた例のコピュラ動詞の現在形をコピュラ動詞の過去形にするだけです。
 そうすることで「(当時は)~していた」という文に変わります。 

③進行形
進行形は「(今ちょうど)~している」という意味を出す表現です。
それに加えて「~するつもりである」という予定も表すことができます。
作り方としては三段階になっており、「動詞の語根+ラハー+コピュラ動詞」のこの三つのパーツで作ります。
まず「動詞の語根」に関してですが、動詞の「○○ナー」の「○○」の部分です。例えば「カルナー(~をする)」の語根は「カル」です。語根に活用は無いのでほんとにシンプルですね。
「ラハー」は進行形を作るための心臓みたいなもので「ラハー」があるからこその進行形です。
それでこの「ラハー」には活用があり、月並みな活用ですが

男性・単数→ラハー (rahaa)
男性・複数→ラヘー (rahee)
女性・単数→ラヒー (rahii)
女性・複数→ラヒーン (rahiin)

のような活用です。
・現在形
現在形は「動詞の語根+ラハー+コピュラ動詞=進行形」の方程式のコピュラ動詞を現在形で用いることで「現在進行形」を作れます。

 男性・単数 マェン ヴァハーン ジャー ラハー フン Main vahaam jaa rahaa huun   
 「(私は)今そこに向かっているところです」
 
男性・複数 アープ キャー カル ラヘー ヘン?   Aap kyaa kar rahee hain?   
「(あなたは)何をやっているところですか?」

 女性・単数 アーシャー ポーン セー バート カル ラヒー へ Aaśaa phone se baat kar rahii hai  
            (電話)(で)(会話)(をしている)
「アーシャーは電話をしています」

 女性・複数 アーシャー アゥル ディッパー カーナー カー ラヒー ヘン
Aaśaa aur Deepa Khaanaa khaa rahii hain
「アーシャーとディッパーはご飯を食べるところです。」

このような使い方です。適宜「アブ(ab,今)」、「アビー(abhii,今ちょうど)」を付け加えることで現在進行形らしさが深まります。

・過去形
過去進行形の作り方はほぼ現在進行形の作り方と同じで、コピュラ動詞の現在形をコピュラ動詞の過去形に変えることで表せます。
活用もセットで覚えると楽かもしれませんね。

男性・単数→ラハー ター (rahaa thaa)
男性・複数→ラヘー テー (rahee thee)
女性・単数→ラヒー ティー (rahii thii)
女性・複数→ラヒー ティーン (rahii thiin)

これの前に動詞の語根をくっつけると過去進行形の出来上がりとなります。
「タブ(tab,その時)」などを使うとより過去進行形を使いこなせているプロのような雰囲気を醸しだせます。

④完了形
完了形はその時点において終了したことを表すために使われます。
意味としては「~した」というよくある過去を表す表現です。習慣過去は過去の一定の期間やり続けていたことを表す一方で、完了形は単に終わったことを表します。これに加えて「今すぐに~し終えます」というような意味もあります。
作り方としては完了分詞を使って表します。
完了分詞の作り方は「語根+アー・エー・イー・イーン」となります。

例「チャルナー(動く)」(語根が子音で終わる場合)   例「アーナー(来る)」(語根が母音で終わる場合)
男性・単数 チャラー (calaa)               男性・単数 アーヤー (aayaa)
男性・複数 チャレー (calee)               男性・複数 アーエー (aaee)
女性・単数 チャリー (calii)                女性・単数 アーイー (aaii)
女性・複数 チャリーン(callin)               女性・複数 アーイーン(aaiin)

このような変化をします。
みんな規則どおりに変化していってくれれば良いのですが中には不規則活用をする動詞もあります。

例「カルナー(~をする)」「レーナー(~を受け取る)」「デーナー(~を与える)」「ジャーナー(行く)」「ホーナー(生じる)」

男・単   キヤー(kiyaa) リヤー(liyaa)    ディヤー(diyaa)   ガヤー(gayaa) フアー(huaa)
男・複   キエー(kiee)  リエー(liee)     ディエー(diee)    ガエー(gaee)  フエー(huee)
女・単   キー(kii)    リー(lii)      ディー(dii)      ガイー(gaii)   フイー(huii)
女・複   キーン(kiin)  リーン(liin)     ディーン(diin)    ガイーン(gaiin) フイーン(huiin)

それぞれこのように活用します。
以上が大体の動詞の完了形における活用となります。
これに主語をつけて「今終わった」というのを強調したい場合には語尾にコピュラ動詞の現在形をつけ現在完了にします。ただ現在完了の場合は別にコピュラ動詞はつけなくてもかまいません。しかし過去に起こったことを言及する場合は必ずコピュラ動詞の過去形をくっつけないといけません。「昨日大きいモールに行ったよ」のようなときです。
完了形のときに気を配らないといけないのは動詞が自動詞か他動詞かということです。

・自動詞
 男・単 マェン アビー オフィス アーヤー フン Main abhii office aayaa huun     
「たった今オフィスに着きました。」
 男・複 アープ カル ビッグ モール ガエー テー キャー? Aap kal big mall gaee thee kya?  
「(あなたは)昨日大きいモールに行きましたか?」
 女・単 キャー バート フイー?(バート:問題 が女性名詞です)Kyaa baat huii
「何が起こったの?」
 女・複 ラルキヤーン ソー ガイーン   Laṛkiyaan soo gaiin          
 「女の子たちは眠りに着きました。」
          (寝る)(~してしまう)※「ジャーナー」の完了形

このように動詞が自動詞の場合は動詞の活用は主語に影響されます。
しかし他動詞の場合は少し違います。

・他動詞
他動詞の完了形の場合、動詞の活用は目的語の性・数に影響されます。
というのも他動詞の完了形の場合は主語に後置詞「ネー(nee)」をつけるという決まりがあり、後置詞がついてしまうと後置格になってしまい文の主要素ではなくなってしまうからです。主語が文法上主語の役割を果たせなくなったので代わりに目的語を文法上の主語にしてしまいます。

「カーナー」・・・ご飯、男性名詞、単数
・マェネー(マェン ネー)  カーナー カー リヤー Mainee khaanaa khaa liyaa
「私はご飯を食べました。」

・アーシャー ネー カーナー カー リヤー Aaśaa nee khaanaa khaa liyaa      
「アーシャーはご飯を食べました。」

このように動詞の活用は「カーナー」を意識した活用となります。

「バート」・・・会話・問題・事柄、女性名詞、単数

・マェネー イエ バート カヒー キ・・・ Mainee yah baat kahii ki...
「私が言ったのは・・・」

・アーシャー ネー イエ バート カヒー キ・・・ Aaśaa nee yaha baat kahii ki...
 「アーシャーが言ったのは・・・」

このように「私」「アーシャー」という主語の性・数に関係なく目的語である「バート」に他動詞「カヘナー(~を言う)」が活用されています。


以上時制の振り返りをさせていただきました!
時々にでも使ってみて身に付けていってもらえればインド生活をより楽しんでいただけるかとおもいます!
今回も長くなりましたが最後までお読みくださりありがとうございます!
何かご質問等ございましたら何でもお知らせください!

松田琢哉
単語帳(25).jpg
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