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(18) インドの曜日

こんにちは!松田琢哉です!このメールは名刺交換をさせていただいた方にBCCにてお送りしています。

先日ノートを取っていると同僚が日本語の読み書きを教えてほしいと言ってきました。
日本人からしたらどうってことはありませんが、やはりネイティブでないと平仮名、片仮名、漢字を覚えたり使ったりするのは簡単じゃないよなぁとは思うのですが真剣に聞いてくるのでこちらも頑張って説明します。ただ挨拶のように言葉だけなら僕でも教えられますがモチベーションを維持させるのがなかなか難しいもので、次の日になると何も触れてこないし僕もそのことには触れないし、これは両方とものモチベーションが維持できてないだけだなぁと思いました。彼らを挫くのが漢字で、文字が複雑だし読み方もいくつかあるなんて、、という様子です。そう考えると日本人が手先が器用と言われるのも「字は丁寧に書きましょう」という教育の賜物なのかなぁとも思います。もしくは文字に美的要素を求めるために他の作業も細かいところまで気を配るのか。文字と技術力に関係性があるのかを調べるのも面白そうですね。

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さて、前回は東西南北等のご紹介をさせていただきました!
今回は「曜日」についてのご紹介をさせていただこうと思います!

それぞれの曜日にそれぞれの意味があり、宗教的な事柄に関連していることが多いです。
宗教に厳格でない人でも習慣として従っている場合もあるので知っておいて損はないと思います!

 まず一週間は日曜日から始まります。
☆日曜日は「ラヴィワール(ravivaar)」です。
 「ラヴィ(ravi)」が「太陽」を表しており、「ワール(vaar)」が「曜日」でこれからご紹介する曜日にはすべてこの「ワール」がついてきます。
 この「ワール」は省略可で、「日曜」のような感じになりますが略さないほうが多いような気がします。
 太陽は「ラヴィ」よりも「スーリヤ(suuryaa)」や「スーラジ(suuraj)」の方が使われます。
 
☆月曜日は「ソームワール(soomvaar)」です。「ソーム(soom)」が「月」「月の神」を意味する、と辞書に書いてたので、周り人に聞いてみると「シヴァ神の名前だよ!シヴァ神はいっぱい名前持ってるからね」とのことです。「チャーンド(caand)」「チャンドラマー(candramaa)」が「月」を意味し、「チャンドラ(candra)」がこれまた「月の神」を意味します。
 どうやら、「ソーム」はイモ科の植物でバラモンが儀式の際にソームを絞ってその汁を盃に入れて飲んでいたそうです。
 盃と月は形が似ており、月は神々がお酒を飲むための盃だと考えられていました。
 それで、盃に入れられたソームも盃とセットとして考えられるようになり、ソームが「月・月の神」の意味も持つようになったとのことです。
 
☆火曜日は「マングラワール(mangravaal)」です。「マングラ(mangra)」は「火星」で他にも「幸福・安寧」などの意味があるので縁起のよい日なのでしょうか。
 実は火曜日は縁起は良くない日で、良くないからこそ「幸福・安寧」などのプラスの意味を付け足しているんですね。
 火曜日は猿軍の宰相「ハヌマーン(Hanumaan)」の日です。ハヌマーンが火曜日に産まれたからだそうです。どうやら火星から来る邪気のようなものをハヌマーンが守ってくれているようなんですね。火曜日はみんなでハヌマーンに祈りを捧げる日で火曜日には皆さんノンベジは食べないのでお肉料理屋さんはお店を閉めてしまいますね。
 ビートルズのポール・マッカートニーが`Meat Free Monday`という月曜日にお肉を食べない活動をしているらしいですが、火曜日にしたらヒンドゥーの習慣も相まってより普及したんじゃないかなぁと思います。
 それで、駅のチケットにこう書いてあるんだぜ!と同僚に教えてもらったのですが、

 ・アープ キー ヤットラー マンガルマヤ ホー Aap kii yatrii mangarmay hoo
(あなた)(の)(旅行が)(幸運に) (ありますように)

 「マンガルマヤ」で「マヤ」というのがくっついてはおりますが、「マンガル」と意味はほとんど同じです。「マヤ」がつくことで形容詞化されています。
 無表情でチケットやトークン渡してくるのにこうやって気遣いの言葉かけてくれるんだ、って感じですね。
 あとトム・ハンクス主演の「The Terminal」という映画にGuptaという空港のインド人清掃員が出てくるのですが彼の台詞の半分以上が「I hate Tuesday,I hate Tuesday! 」でした。

☆水曜日は「ブドゥワール(budhvaal)」です。「ブドゥ」というのが「水星」で、「聡明」という意味も持っています。「ブッダ(budha)」と語源が一緒なんだとか。
 水曜日に関してはですね、僕の産まれた曜日です。
 日本で普及しているのは大乗仏教で、東南アジアでは上座部仏教で上座部仏教は産まれた曜日をすごく意識するそうですね。
 
☆木曜日は「ブリハスパティワール(br̥haspativaal)」です。長いですね。これも同様に「ブリハスパティ」が「木星」を意味します。
 木曜日の別名は「グルワール(guruuvaal)」で、「グル」は「先生・師匠」という意味です。オウム真理教でもこのグルという呼び名が使われていましたね。
 インドの漫画で「ナーグラージュ(Nagraj)」、ずばり「蛇キング」というものがあります。
 このナーグラージュはスパイダーマンとスーパーマンとバットマンを混ぜて一つにしたような物語なのですが
 麻原彰晃を悪役に見立てた「グル・コシマサ」という人物が出てきます。
 ナーグラージュはこの「グル・コシマサ」から世界を救うために闘う、というお話です。富士山も出てきます。
 ヒンディー語の先輩がこのお話を日本語訳にして解説をつけて卒論としておられたのがこのナーグラージュを知ったきっかけです。

☆金曜日は「シュックラワール(Śukravaar)」です。「シュックラ(Śukra)」が「金星」で、他に「清らかな」「輝く」「感謝」という意味があります。
 ただ最後の「感謝」はペルシャ語由来のものなので語源は違うと思います。「ありがとう」の「シュクリヤー」です。
 やはり金星の輝き具合がきれいだったんでしょうね。
 インド・金曜、といえば海軍カレーですね。僕は毎日が金曜日です。

☆土曜日は「シャニワール(Śanivaar)」です。「シャニ」が「土星」で、辞書には「土星(不吉なもの、不運をもたらすものと考えられてきている)」と書いてあります。
 「3.不運」とその次に載っていました。なんだかかわいそうですね。シャニは太陽神の息子だそうです。
 どの世代でもガンダムシリーズは人気を博してきたと思うのですが、
 僕の世代的には「ガンダムSEED」というシリーズがドンピシャで毎週見ていましたが敵役に「シャニ」というキャラクターが出てきてたんですね。
 すごいところから引っ張ってくるなぁって思います。
 それで土曜日が一週間の最後として捉えられるので、家の入り口などにある「邪視除け」の唐辛子とみかんの飾りを交換する日でもあります。
 一週間お疲れ様、ということなのか、一週間分の負のエナジーが溜まった嫌らしいもの、として捨てられるのか。
 
以上曜日に関して述べてきましたが、火曜日・木曜日・土曜日では散髪・洗濯はせず、髪を洗うときにもシャンプーは使わずに水だけで洗うそうです。
土曜日のシャニの日には、シャニのお寺に行ってシャニの像に油をかけるとのこと。もちろん常温です。ぬめぬめですね。

木曜日のグルって誰のことなの?と聞いても「分からない」と答えられたのですが、サイババにみんな祈ってるよ、と教えてくれました。
サイババといえばあのアフロな人というイメージが僕にはあったのですが、彼らの言うサイババは`Shirdi Sai Baba`とのことでした。
僕の通勤途中にもシルディさんの大きなポスターありましたが全然知りませんでした。是非とも画像検索で見てみてください。
彼の教えとしては、「どんなカーストであろうと、どの神様を信じていようと、自分と違うからといって蔑んではいけない」というようなものらしいです。
「グルワール」の「グル」は本当は「ブリハスパティ神」のことだそうです。


日本の曜日の感覚、月火水木金土日の考えとほぼ一緒なのは、まずギリシャ占星術が2世紀ごろにインドに伝わりインド占星術となり、それが日本に仏教の伝播とともに伝わったとのことです。ただ日本では六曜(先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口)があったために曜日の縁起を担ぐのはこちらが主要でそれに取って代わることはなかったとのことです。

ということで今回は曜日についてのご紹介をさせていただきました。
何かのお役に立てれば幸いです!
それでは最後までお読みくださりありがとうございます!

松田琢哉
単語帳(18).jpg
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