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(14) ケーススタディ(2)

こんにちは!松田琢哉です!このメールは名刺交換させていただいた方へBCCにてお送りしています。

先日休憩がてらネットを見ていたら「日本語の『ふ』の発音は世界的にも珍しい」というような記事を見つけました。
Fの発音は歯と唇との間に息を通して発音、Hの発音は口の中での発音、「ふ」は唇と唇の間に息を通しての発音、とのことです。
「Food(ご飯)」と「Hood(帽子)」は両方とも「フード」と表記されますが厳密には両方とも「フード」ではないみたいですね。ちょっと感動しました。
日本語の「あいうえお」とヒンディー語の母音の関係についてですが、
ヒンディー語の母音は11個あります。「ア、アー、イ、イー、ウ、ウー、リ、エー、ァエー、オー、ァオー」で、途中に「リ」が入りますが、ここから日本語の「あいうえお」の順番が来たといわれています。インドの神様に「クリシュナ」がいますが、ここの「リ」が母音の「リ」です。舌を強めに巻いての「リ」です。

とまぁ、日本語の「あいうえお」の順番はここからきたんですよ~というご紹介だったのですが、「あかさたな」の順番はどうなのか、ということです。
「やらわ」に関してはもともと日本語の発音にはあまりなかったということなので、ここに法則は発動しませんが、「あかさたなはま」まではあるんですね。
何度か意識して発音してもらえば伝わるかもしれませんが、音を作る部分がのどの奥から唇へと変遷していっているんですね。
「あ」がのどの奥のほう、「か」が喉仏あたり、「さ」が息を舌先を丸めて受ける感じ(「さ」って、舌を平らにしたら発音できないんですね。。)、「た」「な」は舌先を口蓋、歯茎につけての発音、「は」はちょっと異例なので後回しで、「ま」は唇を一回閉じての発音となります。
この法則の中で「は」だけ、外れてしまいます。これは「は」の発音が変わってしまったからで、元々は「は」というよりも「ふぁ」に近かったらしいのです。
室町時代の言葉遊びで「は」ではなく「ふぁ」でなければ答が出ない問題があったらしいので、室町時代までは「ふぁ」だったのでしょう。
ということで、「あかさたなふぁま」にすると、きれいにのどの奥から唇へと発音の場所が変わってくるのが分かるかと思います。

それで、「ふ」に戻りますが、「Φ(ファイ)」というのが日本語の「は行」を表す発音記号とのことです。
このことを知ってからは「Fine」だとか「Different」だとかの「F」に気をつけるようになりました。
発音の違い1つを知るだけでなんだか英語が上手になった気がしました。

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さて!今回はですね、前回同様私が日常で体験している場面を例にしてのヒンディー語のご紹介です。

メトロにて:キールティナガル駅(ブルーライン・グリーンラインの乗換駅で、かなり混雑します。)

おじさんA「アーラーム セ~、アーラーム セ~」
      (Aaraam se, Aaraam se)
ぽぽぽぽぽぽぽ(メトロ到着)

降客たち「アレィッ!チャロー!チャロー!チャロー!」
(Caloo! Caloo! Caloo!)
おじさんA「アーラーム セー! アーラーム セー!」
(Aaraam see! Aaraam see!)
乗客たち「チャロー! チャロー!」
(Caloo! Caloo!)
おじさんB「ハーン アンクル ジー、 ヤハーン バェティエー」
(Haam Unckle jii, yahaam baiṭhiee)

 この駅は本当に死人が出るんじゃないかという程おしくらまんじゅう状態になります。
 終着駅であり始発駅かつ乗り換え駅なのでとても混むのです。

訳:
おじさんA「ゆっくりな~、ゆっくりな~」
(電車到着)
降客たち「それっ、行け!行け!行けっ!」
おじさんA「ゆっくり!!落ち着いて!」
乗客たち「よし!行けー!」
おじさんB「あ、おじさん。どうぞここ座ってください。」

 「アーラーム セー(Aaraam se)」ですが、「アーラーム」が「落ち着いて」という意味があり、その次に後置詞「セー」をつけて「副詞化」させます。
 「アーラーム」の他の使い方としては、

 ・アーラーム カル ロー Aaraam kar loo 休みを取りなさい

 「アーラーム カルナー」で「休みを取る」で、複合動詞「レーナー(leenaa,自分のために)~する」の命令形の「ロー」を動詞「カルナー(する)」の語根にくっつけて「アーラーム カル ロー」で「休みなさい」となります。
 
 「チャロー」は動詞「チャルナー(動く)」の命令形です。
 みんなが降りきる前に座席を確保しようと乗り込んでくる人がいるので、彼らが車内に入ってきた場合降りるのが非常に困難になります。なのでみんな降りるときも前の人を押して速く降りようとするのです。子供連れのお母さんやおばあさんを見ると怪我しちゃいそうだなぁって思います。

 そうやって必死な思いで獲得した席でも、お年寄りの方がいるとすぐに譲る(譲らせる?)のでそこはいいなぁって思います。

 ・ヤハーン バェティエー

 「ヤハーン(yahaam,ここ)」、「ヴァハーン(vahaam,そこ、あそこ)」、「カハーン(kahaam,どこ)」というのは何度かご紹介しましたね。
 「バェティエー」は動詞「バェトナー(baiṭhnaa座る)」の丁寧な命令形です。
 「~オー」が普通の命令形、「~イエー」が丁寧な命令形です。なので「バェトナー」の普通の命令形は「バェトー」となります。

メトロにて:車内

おじさんA「ハーロー、カハーン ペー ホー?」
(Hello, kahaam par hoo?)
おじさんB「OK、チャロー。 パーンチ ミナット メン」
(Ok, caloo. Paanc minute men)
車内放送「アグラー ステーション インダル・ローク へ。 イエ ガーリー アーゲー ナヒーン ジャーエーギー」
(Aglaa station Inderlook hai. Yah gaaṛii aagee nahiim jaaeegii)
おじさんC「レディーズ!」
(Lady's!)
訳:
おじさんA「もしもし。どこにいる?」
おじさんB「OK、分かった。5分後ね。」
車内放送「次はインダル・ロークです。この電車は当駅止まりとなります。」
おじさんC「君!女性専用車両だよ!」

 「ハーロー」ですよね。「ハロー」ではなく。
 「カハーン ペー ホー」ですが、「ぺー」は後置詞「パル(~の上に)」が訛った形でデリー付近で使われます。
 訛ったって何なんでしょうかね。その地域の人からしたら訛りは訛りじゃないし、むしろ標準語の方が訛っているように感じるんだろうし。。
 国が定めた言葉と違うのが「訛り」ということでしょうかね。
 ただ「ぺー」に関してはローマ字にしたら「par」なので訛りだと思います。首都なのに。江戸っ子言葉に近い存在なのかな。
 
 おじさんBですが、Aさんとは別に電話で話している設定です。
 先ほど出てきた「チャロー」ですが、「OK」と同じ意味で使われることがあります。
 ただ会話の終わりのほうで使われることがほとんどな気がします。
 「OK、チャロー、バイバイ」や、「チャロー、ティーク へ、バイ」のような感じで。
 「パーンチ ミナット メン」は`in five minutes`そのままです。
 インド英語では「t」の音と「n」の音は反り舌で発音するので「ミナット」に聞こえます。
 「パーンチ」といえば日本人にもなじみの深いデザートがありますね。「フルーツ・ポンチ」です。
 「果物を5種類」用いて作られたのが「フルーツ・ポンチ」で、私は杏仁豆腐入りのが好きです。

 車内放送の「アグラー ステーション」ですが、「アグラー(aglaa)」は「次の」という意味です。「アグラー」の後置格形「アグレー」を用いて、
 「アグレー サール(Aglee saal,来年に)」、「アグレー ディン(Aglee din,明日に)」と表現できます。
 
 ・イエ   ガーリー  アーゲー  ナヒーン ジャーエンギー
  (この)(電車は) (先には)   (進みません)

 動詞「ジャーナー(行く)」の未来形(三人称・女性・単数)「ジャーエンギー」です。
 「ガーリー」は「イー」の音で終わるので「女性名詞」だと分かります。「ラルキー(少女)」のように。
 そういえば、日本では肉声でのアナウンスもあるのに、メトロは録音ですね。バスに関しては数回ほどしか乗ったことはありませんがアナウンスはなかったような、、
 

日常編は次回で最後にして、他の便利なフレーズをご紹介していきたいと思います!
疲れているようで、休みをあげられる場合は

アーラーム カル ロー 休みなさい

と声をかけられてはいかがでしょうか。
それでは、最後までお読みくださりありがとうございます。またよろしくお願いします!

松田琢哉
単語帳(14).jpg
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