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(12) 副詞

こんにちは!松田琢哉です!このメールは名刺交換をさせていただいた方へBCCにてお送りしています。

朝目が覚めて、ふと目が痛いなぁと思い、そういえば涙って何なんだろう会社で調べよう、と思ってメモしようと筆箱を開けるとシャーペンの芯が見るも無残な状態でボキボキに折れていました。シャー芯入れのふたが少し開いていたためです。
ほとんど日本でしか使われていないとのことで、同僚でシャーペンを知っている人はいません。ということはインドでシャー芯を見つけるのは非常に困難。
え、インド行くの?じゃあシャーペンの芯も持っていったほうがいいよ!いやぁ、そんな先輩いませんでしたね
あ、インド行くの?いつから?これから暑いよね、でもパンカー(扇風機)があれば大丈夫だよ。というふうな反応がほとんどです。
一学年20人程の専攻ですが、半分以上が一年間休学して留学・インターンをしており、同級生のお家に行って日本食を食べさせてもらう機会がありますが、日本食が美味しいと言うよりも、日本人の作る料理が口に懐かしいという気がします。
食べ物関連ですが、アイスクリームの食べ方が日印で違うように思います。日印という風にスケールを大きくして良いのかわからないので、やっぱり私とインド人ということにしますが、私はアイスクリームを「食べる」タイプの人間です。一方彼らの多くが「舐める」タイプだと思うのです。
それについて、インド人のおじさんに「なんで噛んでるんだよ!舐めるんだよ!」と怒られたことがありますが、ゆっくり舐めていたら溶けてしまいませんか、と思うわけです。
あ、シャーペンです。別にシャーペンがなくてもボールペン買って書けば済む話ですが、勉強しようと思ったら書き間違いしたときに消しゴムできれいに書きなおせるので勉強の時にはシャーペンを使いたいなぁと思うわけです。となると、鉛筆ですね。

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今回は「副詞」をご紹介しようかと思います。

普段使う副詞ってどういうものがあるでしょうか。
「はやく」「ゆっくり」「落ち着いて」「注意深く」等々数え上げると意外と多いかもしれません。

何かを外国語で表現しようと思えば、かならずいくらかの語彙力が必要になるのが1つの関門だなぁと思いますが、その語彙からもそこの文化が分かるような気もします。

・シュリ ガネーシャ カルナー śrii gaṇeeśa karnaa

日本語に直すと「ガネーシャ神をする」ですが、縁起の良いガネーシャ神(歓喜天・聖天)から、「始める」を意味します。
もちろん他にも

・シュルー カルナー Śuruu karnaa

という言い方もあり、こちらのほうが一般的ですが、
入学式等の学業始めや会社の立ち上げなど縁起を担ぎたい場合に「シュリ ガネーシャ カルナー」が使われることがあります。

ガネーシャといえば「夢をかなえるゾウ」で日本でも話題になりましたね。
僕が中三のときに俳優の小栗旬がそれのドラマで主人公をしていまして、その時のことはまだよく覚えています。
主人公が大きな失敗をしたときに古田新太扮するガネーシャが、「そういう時はこれで良かったって思うんや。失敗して良かったって。」と言うシーンがありまして、折りしも僕は第一志望の高校に落ちた時でした。
それ以来、良いのか悪いのかは分かりませんが、失敗をしたときも「今失敗したけど、次はこうならないようにもうちょっと工夫しよう」と失敗を失敗と捉えず成長のきっかけと捉えるようになりました。
ガネーシャのお陰なのか、作者の水野敬也さんのお陰なのか、俳優の方々のお陰なのか、テレビのお陰なのか、全てのお陰なんでしょうね。

ガネーシャについてはご存知でしょうか。インドの神様についてもご紹介していきたいなぁと思っていたので少し。

ガネーシャの母は「破壊」を司るシヴァ神の妻、パールヴァティです。
シヴァには多くの従者がいるにもかかわらず自分にはいないことを不満に思っていたパールヴァティは沐浴したときにでた自分の垢で自分の従者を作ります。
これこそがガネーシャなので、母親というのかはよく分かりませんね。
それでご機嫌になったパールヴァティはガネーシャに「私が沐浴している間、誰もお家には入れないでね」と沐浴をします。
そこに多くの従者を連れて帰ってきたシヴァですが、ガネーシャはパールヴァティに言われたとおり誰も家には入れません。
シヴァはとうとう怒ってしまい、ガネーシャの首を切り落として、首を遠くに投げ捨ててしまいます。
沐浴を終えたパールヴァティはシヴァがガネーシャの首を切り落としたのを知って大激怒。パールヴァティはですね、怒るとそれはもう大変なんですね。
カーリー神に変化するんです。ドクロの首飾り、切り落とされた腕で作られた腰巻、、
南インドでは女神信仰が盛んで、女神信仰はけっこう血なまぐさく、ヤギの生贄、その血でティラク(おでこの赤いお守り)を塗ります。
Oh, my Goddess ! なんて言ったりもします。
とにかく怒ると怖いので、シヴァは言います。「分かった。じゃあ次俺の前を通ったやつの首を切り落としてそいつのをくっつけてあげるよ」と。
シヴァもまさか象が通るとは思わなかったでしょう。男に二言はない、と象の首を切り落としガネーシャにくっつけたのです。
それで象頭のガネーシャの出来上がりです。

ガネーシャは片方の牙が折れています。
酔ってこけた様子を笑った月に怒って、自分の牙を折って月に投げつけた、というお話や
相手の攻撃を牙で受けて、牙が折れてしまった、というお話もあります。

いずれにせよ牙は片方折れていますので、もしガネーシャの置物を買うときに「あ、これ折れてるじゃないか。不良品か?」とは思わないようにお願いします。
むしろ牙が両方ともあるほうが不良品です。

神様紹介第一弾としては、ガネーシャは「もってこい」でしたね。

・シュリ ガネーシャ カルネー ケー リエー サブ セー アッチャー へ

動詞の「○○ナー」の後置格の後に「ケー リエー(kee liee,~のために)」を持ってきて「○○ネー ケー リエー」で「~するために」を意味します。

例)カーナー カーネー ケー リエー Khaanaa khaanee kee liee
(ご飯を食べるために)
「サブ セー」は「サブ(全て)」「セー(より)」で「一番」を表します。
前回後置詞シリーズで「セー」をご紹介しましたが、比較級を作る働きもあるのです。

ただ、あくまで「~より」という意味なので、「サブ(全て)」のあとに置いたら「全てより」、で「ディッリー(デリー)」のあとに置いたら「デリーより」になります。
そうですね、「デリー」はヒンディー語では「ディッリー(dilli)」なんです。スペルも「delhi」のhってどこから来たんでしょう。有気音を表していて「強く読め」ということでしょうか。

比較の意味合いをより強めるためには「ジャーダー(jaadaa)」を使います。「多い」という意味ですが、

・サブ セー ジャーダー スンダル ラルキー  Sab see jaadaa sundar laṛkii
(みんな)(より)(もっと)(美しい)(女の子) 一番きれいな女の子

という感じです。「ピャーラー(pyaaraa,かわいい)」も使えますね。女性に使うことが大半だと思うので女性形の「ピャーリー」で「かわいい」だと覚えておいてください。

それで、話を副詞に戻しますが、形容詞に後置詞「セー」をつけると副詞になります。
一単語で副詞を表すものもありますが、あまり使われません。

 ・ジャルディー セー     速く jaldii se
 (ジャルディー ジャルディー)

 ・ディーレー  セー     ゆっくり dhiiree se
 (ディーレー ディーレー)

 ・アーサーニー セー     簡単に、あっさりと aasaanii se

 ・ムシュキル セー      なんとか、やっとのことで muśkil se

 ・アッチェー セー      上手に、うまいこと acchee se

 ・カラーブ セー       下手に kharaab se

よく使いそうなのは「速く」と「ゆっくりと」だと思います。

 ・ジャルディー ジャルディー チャロー! 速く行って!(タクシー・リキシャで運転手さんに)

 より切羽が詰まったバージョンは

 ・ジャルディー セー ジャルディー チャロー!! 全力で速く行ってくれ!!

 びっくりマークを増やしただけではなく、ジャルディー セー ジャルディー は「速い状態よりも速く」なので、「思いっきり速く」になるかと。
 似たような表現で、

 カム セー カム kam se kam

 というのがあります。「カム」というのは「少ない」という形容詞で「少ない状態より少ない」で「少なくとも」という意味です。
 これはよく使われるかと思います。「少なくとも1000ルピーだよ」などなど。
 それで、

 ・ディーレー ディーレー ボーリエー dhiiree dhiiree boliee

 これで、「ゆっくり話してください」になります。「ボールナー(bolnaa,話す)」の丁寧な命令形です。

副詞はいっぱいあると思います。しかし、副詞を副詞として表現するだけではなく、例えば「注意深く」を「注意して」という風に動詞を用いて表すこともできますので、表現方法は無限大ですね
今回は少し長くなりましたが最後までお読みくださりありがとうございます。
良い一週間を!

松田琢哉

単語帳(12).jpg
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