So-net無料ブログ作成
検索選択

(10) 後置詞(2)

こんにちは!松田琢哉です。このメールは名刺交換させていただいた方へBCCにてお送りしています。

先ほど会計士の研修生さんが事務所の全員のアドレスに以下の文をccで送ってきました。

Dear all,

Me and my freinds arranging an occasion for the poor children in which we will provide them clothes on 5 th july 2015 and request you to contribute old clothes (any size) by 1st july 2015.
This is the step initiated by us and we will hope to continue the same in future.

"Small step, Big Change"

正直なところ、辺りで見かける物乞いの人たちや汚れた服を着た人には、「こういう人がいるんだなぁ」ぐらいにしか思わず彼ら彼女らのために何かをしようと思ったことはありません。
ただ今回このようなメールが来て、何かしてあげたいと思っているインド人もいるんだと知ってみんながみんなスルーしているわけじゃないんだなと思いました。

ルームメイトのグジャラート出身のおじさんは今は会社でマネージャー職に就いている人ですが、小さいころは家が貧しくて体も小さく村の子供たちからいじめに遭っていたそうで、それをなんとかしたいということで洗車の仕事を手伝い始めそれで得たお金で武術を学んだそうです。
どんどん鍛えまくって周りの子からいじめに遭うこともなくなり自信を得たおじさん(当時は子供)は、勉強にも必死に取り組み今に至るんだとか。
何か1つ自信を持てるものがあれば、それをエネルギーにして何でも頑張れるんだろうなぁと思います。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

さて今回は「後置詞」の紹介をカタム カル ドゥンガー (khatam kar duungaa)。 終えようと思います。


「カタム(khatam)」が「終了」の意味でそれに「カルナー(karnaa,する)」の未来形の「カルンガー」をくっつけて「終わらせます」なのかなぁと思って
同僚に確認してみたら「カル ドゥンガー」とのことで。
以前少し紹介した「デーナー(deenaa,与える)」の未来形「ドゥンガー」なのですが、
「デーナー」は動詞の語根(ナーを抜いた形)にくっつけると、「(相手のために)~する」というニュアンスが加わります。
逆に「レーナー(leenaa,受け取る)」をくっつけると、「(自分のために)~する」というニュアンスが加わります。

日本語的に言うと、「~してあげる(デーナー)」と「~しておく(レーナー)」に近いかと思います。

文法要素は置いておいて「カタム カル ドゥンガー」で「終わらすよ!終わらせますよ!」になると覚えていただければ。
ただ、主語が複数になる場合は「カタム カル デーンゲー」と複数形になります

それで、終了したら「ホー ガヤー (hoo gayaa)」。これは非常に使いやすい表現なので是非とも覚えてもらいたいと思います!

「(カタム) ホー ガヤー」

ミーティングは終わった?  ホー ガヤー
ごはんまだある?     ホー ガヤー

何か終わったことがあれば、「ホー ガヤー」と言っておけば大丈夫です。

ヒンディー語でこれ覚えとけばなんとかなるんじゃない?という言葉は何だろうと思って同僚に聞いてみたところ、
「そんなのシチュエーションによるよ」と言われ、んー
やっぱり「アッチャー (acchaa)」ですかね。
プラスのことだったら「アッチャー」って言っておけばいいし、マイナスなことだったら「ナヒーン!(nahiim)」って言っておけばいいし。

日本語ならどうだろうか、ってことで、教授が言ってて、なるほど~と思ったのが
「どうも」です。
少し丁寧さには欠けますが、「ありがとう」の代わりにもなるし、「失礼します」の代わりにもなるし、挨拶全般の代わりにもなるし、
道をかき分けていくときにも使えるかもしれませんね。
そういえばNHKに「どーもくん」というキャラクターがいましたね。。「どーも」しか言えないそうです。

「どうも」の由来を調べてみたところ江戸時代に遡るらしく、「どうも言えぬ」、言葉に表しきれないほどの感情を表すときに使われていたそうで、
「どうもありがとうございます」は「言葉に表しきれないほどのありがたさを感じています」という意味、ということでしょうか
それが明治時代辺りから「どうも言えぬ」が「どうも」に省略されたのではないかということです。

それに加え、「どうもうまくいかない」のような「どのようにしても」の意味や、
「どうも変だ」のような「どうやら」という意味もあるので汎用性はとてもあるのかと。

「KON-NICHIWA!」よりも「DOMO!」が多く使われる日も遠くないかもしれませんね

ヒンディー語の発音には「ザ」がありません。
なので「ピザ」も「ピジャ」になることが多いですし、「おはようございます」も「おはようごじゃいます」になりがちです。
ならいっそのこと「どーもっ!」って元気よく発音してもらったら印象もよくなるんではないかなぁと思いました。
あくまでも日本語の導入としてですが。

さてさて、前置きが長くなりましたが後置詞の続きのご紹介をしようと思います。
前々回もご紹介しましたが、後置詞とは日本語でいう「助詞」で単語と単語をつないでくれる関節のようなものです。

「メン(~の中に)」、「パル(~の上に)」、「セー(~から)」が前回分で、

今回は「コー(~を)」、「カー(~の)」、「ネー(~が)」のみっつをご紹介します。

④「コー (ko)」 この後置詞は以前少し紹介しましたが、この後置詞をくっつけると「動作の対象」がはっきりとします。
 「~に対して」「~にとりまして」ぐらいの意味です。

例)アープ コー イエ キターブ ドゥンガー Aap ko yah kitaab duungaa
 (あなた)(に)(この)(本)(をあげましょう)

このように他動詞の間接目的語に「コー」をくっつけて、何をどうするのか、をはっきりさせます。
他にも

ムジェー アッチャー ラガー Mujhee acchaa lagaa

ムジェー は「私に」という意味で、「メーレー コー」の省略版が「ムジェー」となります。

・私に対して良い感情がくっついた→ I am comfortable.

これは第一回でご紹介させてもらった表現ですね。

⑤「カー (kaa)」 英語の`of`にあたる言葉ですが、他の後置詞とは違い活用があります。
活用と言っても形容詞の活用と変わらず、後ろに続く名詞の男性・女性、単数・複数、直格・後置格に影響されます。

男性・単数・直格  →カー

男性・単数・後置格 →ケー
男性・複数・直格  →ケー 
男性・複数・後置格 →ケー

女性名詞の前は全て キー

ということで、「~の」を表す後置詞「カー」は「カー」「ケー」「キー」の3つの活用があるということです。

例)イス カー マトラブ キャー へ   Is kaa matlab kyaa hai
 (これ)(の)(意味は)(何)(ですか)これはどういう意味(こと)?

「これ」は直格では「イエ (yah)」なのですが、後置格では「イス (is)」に形を変えます。家と椅子ですね
「あれ」は直格では「ヴォ (vah)」ですが、後置格では「ウス (us)」に形を変えます。

「これの」が「イスカー」で、「あれの」が「ウスカー」だ、ともう単語として覚えるのがいいかと思います。

それで、今回の例では「カー」の後の「マトラブ」が男性・単数・直格の形なので「カー」は「カー」のままとなります。

例)マェン アディダス ケー カプレー パヘンター フン Main Adidas ke kapṛee pahantaa huum 
 (私は)      (の)(服を)(着ています) 私はアディダスの服を着ています。

「カプラー」という単語がありまして、それの複数形が「カプレー」で「服」という意味です。
「カプラー」は「布」の意味です。
`cloth`と`clothes`のような関係ですね。それで「カプレー」が男性・複数・直格なので「カー」は「ケー」となります。

例)アーシャー キー メーズ コー サーフ カル ドー Aaśaa kii mez ko saaph kar do    
  (の)(机)(を)(きれいに)(して)(あげて)
アーシャーの机をきれいにしなさい
 
アーシャーさんは女性の名前によく使われますが、「希望」という意味です。
「サーフ」は「きれいな」という意味で、「サフェード(白い)」からきているのだと思います。

それでこの文章ですが、後置詞が2つあります。
「キー(~の)」と、「コー(~を)」です。
この「コー」に少し注意してもらいたいのですが、この「コー」が「アーシャーの机を」という名詞群を作っています。
ということで、この「コー」の影響を受けるこの名詞群の中身は全て後置格となります
なので、少しややこしいですが、「アーシャー」も「キー」も「メーズ」も後置格となっています。

ということで、女性・単数・後置格の「メーズ」も影響を受けて「カー」は「キー」となります。
後ろの単語が女性名詞だったら後置格が~とかって思わず「キー」になります。

⑥「ネー (nee)」 この後置格は主語の後にくっつきます。
毎回くっつくのではなく、その動詞が他動詞で完了形の場合に使われます。
一番よく使われるだろうフレーズは、

・マェネー カハー ター キ ~  Mainee kahaa thaa ki ~
(私は)( 言った  )(~と) (私は)~って言ったんだよ

正確には「マェン ネー」ですが、「マェネー」に聞こえるので「マェネー」の発音でいいと思います。
「カヘナー(言う)」の完了形とbe動詞のようなコピュラ動詞と呼ばれる「フン」とか「へ」とか「ヘン」の
過去形の1つの「ター(thaa)」がくっついています。他には「テー(thee)」「ティー(thii)」「ティーン(thiim)」があります。

「カヘナー(kahanaa,言う)」は正確には「カハナー」ですが、「ハ」の音は「へ」と発音されることが多いです。
それでもって、「キ (ki)」はthat節を作る役割を持ちます。
後置詞の「キー (kii)」とは関係はありません。

彼・彼女が言った、なら ウス ネー カハー ター キ ~ となります。

文法中心のお話でしたが、文法を覚えずとも先にフレーズで覚えてしまえば文法も勉強しようと思ったときにスムーズに進められると思います!
インドの方とヒンディー語でコミュニケーションを是非ともとっていってくださいね!

松田琢哉
単語帳(10).jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。