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(3)  ~を持っている

こんにちは!このメールは名刺交換させていただいた方へBCCにて送らせていただいています。

前回は「アーナー(来る)」についての表現をご紹介しました。

いきなり話はそれますが、パキスタンの公用語は「ウルドゥー語」でヒンディー語と文法も語彙も発音もほとんど変わりません。
なのでデリーの人とパキスタンのラホールの人はほぼ問題なく会話することができます。
ウルドゥー語は地理的に「ペルシャ語」由来の語彙が多く、ヒンディー語は古語の「サンスクリット」由来の語彙が多いです。


では何が違うのかと言われれば「文字」です。
ヒンディー語は上に一本線を引いて単語単語を区別する「デーヴァナーガリー文字」、ウルドゥー語では、よくミミズみたいな文字と称されるアラビア文字に少し文字が加わった「ウルドゥー文字」です。

アラビア文字系は読み書きが非常に難しく、何が難しいかといえば、文字数に関してはヒンディーより少なく形も似たようなものが多いので文字単体を覚えるのはそれほどですが、文字が先頭にあるか、間にあるか、後ろにあるか、で文字の形が変わるのでこれが難しいです。
あと、母音が基本ないのでその文字を読むには事前にその文字の発音を知っていないと読めないのが厳しいところです。
例えば、‘mtsd tky‘ これで‘マツダ タクヤ‘と読め!というような感じです。

長くはなりましたが、何を言いたいかというと、ヒンディー語ができればパキスタンでも会話ができます!ということです。
ちょっとしたフレーズを積み重ねて話が膨らむと楽しそうですね!
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前置きが長くなりましたが今回はヒンディー語の「パース(paas,脇)」についての表現をご紹介したいと思います!
「脇」です!
この「脇」を使って何が表現できるかというと「~を持っている」とい表現ができます。

日本語でも「~の脇にポストがある。」というふうに「~の近くに」を表現することがありますが、
ヒンディー語でも全く同様の使い方をします。

ここでですが、ヒンディー語で何かを表現するにはやはり「所有格」を知っておく必要があると思いますので紹介したいと思います。

・私の メーラー meeraa
 例)メーラー ナーム タクヤ へ (私の 名前は タクヤ です。) Meeraa naam Takuya hai

・あなたの アープ カー aap kaa
 例)アープ カー laptop アッチャー へ (あなたの パソコン かっこいい[すごい]ですね)
Aap kaa laptop acchaa hai
・(近称)彼の/彼女の/この イス カー is kaa(複数形、または丁寧にする場合は「イヌ カー,in kaa」になります。)
 例)イス カー マトラブ キャー へ? (この 意味は 何ですか?)
Is kaa matlab kyaa hai
 
 ※よく「マトラ(ー)ブ」とインド人が口にするを耳にしませんか?「つまり」的な意味です。
  聞き返す形で言うと「え、どういうこと?」という意味になります。

・(遠称)彼の/彼女の/あの ウス カー us kaa(複数形、または丁寧にする場合は「ウヌ カー, un kaa」になります。)

 例)ウヌ カー シュリ ナーム キャー へ? (あちらの方の お名前は 何ですか?)
  Un kaa śri naam kyaa hai
 ※「シュリ」というのは「吉祥の」という意味で、例えば‘Sri Lanka‘ スリランカも本来は「シュリランカ」と読み、「吉祥の(光り輝く)ランカー島」という意味です。

さて、うすうす感づかれたかと思いますが、「カー」というのが「~の」という意味になります。
日本語の助詞にあたるものがヒンディー語にも同様にあり、「後置詞」と呼ばれます。後ろにおいて前のものを修飾する役割を持ちます。
ただし、複数形で用いられる場合、今回のように副詞的用法で用いられる場合は「ケー」という風にちょっと変わります。

「メーラー(meeraa,私の)」に関しては「カー」は使わずに表します。高頻度で使うので省略されるようになったのでしょうか。

・さて、上記のことを使って「パース(paas,脇)」の再登場です・

最初のほうにも書きましたが、日本語の「~の脇にある」と同じような意味ですが、日本語と違うのが
「自分の近くにあるものは自分のもの」というものすごい論理が展開されることです。

私もよくパソコンを充電しながらカタカタしてたら充電器を引っこ抜いて使われることがあります。
「Can I use your charger?」と聞いてくれる人もいますが、清々しいほどにあっさり使われます。
良く言えば、限りあるものを共有し助け合う、ですね。

・メーレー パース パエサー ナヒーン へ  Meeree paas paisaa nahiim hai
(私はお金を持っていません。/私の周りにお金はありません。)

・アープ ケー パース car へ キャー? Aap kee paas car hai kyaa?
(あなたは車を持っていますか?/あなたの周りに車はありますか?)

・イス ケー パース モール へ Is kee paas mall hai
(彼はモールを持っています。/この近くにモールがあります。)

・Moti Nagar ケー パース マェン ラヘター フン Moti Nagar kee paas maim rahataa huun
(モーティ・ナガル駅の近くに私は住んでいます。)

このように「~ ケー パース」という使い方をしますので、「君の近くに~あるかい?」とちょっと聞くときに
アープ ケー パース ~ へ キャー? Aap kee paas ~ hai kyaa?
という風に使ってみてください。
「キャー」は英語でいう‘What‘で文頭または文末に置くことでYes/No疑問文を作ることができます。個人的には響きがいいので文末に置くほうが好きです。

ここで終わるのもありですが、もう1つ紹介させてください。

「~ ケー パース」で‘I have ~‘となり、親族に関して「私には兄がいます」も‘I have a brother‘のように、
「メーレー パース バイヤー(baiyaa) へ」とできそうですが、これはできません。
人の場合は「パース」を使ってはいけないというのがあります。
なのでそのまま「パース」を使わず

・メーラー バイヤー へ (私には兄[弟]がいます。)
・アープ キー バヘン ジー ヘン キャー? (あなたにお姉さん[妹さん]はおられますか?)
 ※「バヘン(bahan)」が「姉妹」で、「ジー(jii)」が「~さん」です。返事として「ジー」ということもあります。
  「ヘン(haim)」は主語が尊敬の対象のときは複数形にするというルールがあるので、いつもの「へ」が「ヘン」になっています。
  「パース」を使わないときは「カー」を「ケー」という後置格形にせず、そのまま使います。

このような感じで今回は「パース(脇)」と所有格についてご紹介させていただきました。
慣れてきたら楽しいと思います!職場や街の中で「カー」とか「ケー」とか言ってるのが聞こえたらそれは「~の」なんだってのが分かりますし、
「~ケー パース」が聞こえたら、「あ!何か聞いてるのかな、教えてるのかな」といった具合に道を歩いていてちょっとした楽しみが増えるといいですね!

それでは今回も長くなってしまいましたが最後まで見ていただきありがとうございます!

松田琢哉
単語帳(3).jpg

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