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(33) 仮定文

こんにちは!松田琢哉です!このメールは名刺交換をさせていただいた方へBCCにてお送りしています。

先日メイドさんのお誕生日があり大家さんがケーキを買ってきてお祝いをしていました。誕生日パーティには定番の「Happy Birthday」の歌が隣の部屋から聞こえてくるのですが、めちゃくちゃ暗い。インドでは3回目の誰かの誕生日で毎回聞きますがなんだか念仏みたいです。しかし皆さん笑顔なので声の高さと楽しみ具合には関連性はないのかもしれませんね。その後ケーキが切り分けられ僕の部屋にも持ってきてくれました。ルームメイトのおじさんにも運ばれてきたのですが、彼は僕に食べろと言ってきます。どうして食べないの?と聞くと、ケーキは砂糖だらけだし、コレステロールも高いし、そのホイップクリームの体への悪さなんて油を飲んでいるようなもんだ。俺はケーキは一年のうちに娘の誕生日にちょこっと口にするだけで絶対食べないようにしてるんだ。とのこと。それだけ体に悪いと言っておきながら代わりに僕に食べるよう言うのは決まりが悪いと彼も話している途中に思ったのか、君はあれだ、痩せすぎは良くないから食べた方が良いよ、と。思いっきり焦点をずらされましたがメイドさんが寂しげに僕達の方を見ていたので何も言い返すことなく美味しく頂きました。

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さて、前回は動詞の「○○ナー」を「○○ネー」にしての表現をご紹介させていただきました。
今回は「もしも~」の仮定の表現をご紹介させていただこうと思います!
仮定を表現するのに必要なものは「アガル(agar,もしも)」「ヤディ(yadi,もしも)」「トー(too,それなら)」の3つの言葉と時制各種です。
英語でいう‘if‘にあたるのが「アガル」「ヤディ」で‘then‘が「トー」です。
「アガル」がペルシャ語由来で、「ヤディ」がサンスクリット由来のようです。

さて使い方ですが、
英語で言うと‘If~, (then)・・・‘で前半の条件節には必ず‘If‘が必要となり、後半の帰結節に‘then‘は必要とされません。
しかし、逆にヒンディー語では‘If‘にあたる「アガル」や「ヤディ」は無くても問題なく、‘then‘にあたる「トー」が必ず必要になります。
更に、英語では条件節と帰結節の順番を逆にしたりもできますが、ヒンディー語では必ず「条件節→帰結節」の順番になります。
仮定法をマスターするにはあと時制の組み合わせを自由自在に扱う必要があり、その組み合わせで色々と意味が変わってくるのでどんどん挙げていきます!

・不確定未来と未来形の組み合わせ

例)アガル マェン バーラット ジャーウーン トー アプニー バヘン セー ミルーンガー 
 (もし)(私が)(インド) (行く)  (ならば)(私の) (姉)(に)(会うつもりだ)
Agar main bhaarat jaauun, too apnii bahan se miluungaa
「インドに行くことがあれば、必ず姉さんに会いに行く」
前半の条件節では不確定未来が使われており、話者自身インドに行くかどうかは分かっていません。
後半の帰結節では未来形が使われており、インドに行くかは分からないけれど、行ったなら必ず会いに行く、という意思が表れています。

「ジャーウーン」は動詞「ジャーナー(jaanaa,行く)」の一人称・男性・単数の不確定未来の形です。
ここで「アプナー(apnaa)」が初登場で出てくるのですが、これは「自分の」という意味です。活用ありです。「アプナー・アプネー・アプニー」
「バヘン」は「バハン」「バヒン」などの発音があり「姉妹」という意味で今回は「姉」としていますが「妹」でも問題ないです。
後半に動詞「ミルナー(milnaa,会う、手に入る)」が出てきます。「(人)+セー+ミルナー」で「(人)に会う」という使い方です。
「また会いましょう」を「ピル(また)」を使って「ピル ミレーンゲー」という風に言います。
「○○ ミルター へ?」で「○○は手に入りますか?」とお店で使うこともできます。

・不確定未来と不確定未来の組み合わせ

例)アガル ハム  コー パエセー ミレー  トー  ハム ガーリー カリード レーン 
 (もし)(私達)(に)(お金)(手に入る)(なら) (私達)(車) (買う)
Agar ham koo paisee milee, too ham gaaṛii khariid leen
「もしお金が手に入ったら私達は車を買うかもしれない」
前半が不確定未来で「お金が手に入るかどうかは分からない」と確証の無い仮定で、
後半も不確定未来で「お金があっても車を買うかどうかは分からない」とグダグダな文章となります。

1個上の例文で出てきた動詞「ミルナー(会う・手に入る)」の三人称・単数の不確定未来形がこの例文でも出てきました。
「(人)+コー+(物)+ミルナー」で「(人)に(物)が手に入る」という使い方です。「パエサー」は「ルピー」の1個下の通貨ですね。「お金」という意味も持ちます。
後半には動詞「カリードゥナー(khariidnaa,買う)」に複合動詞の「レーナー(leenaa,自分のために~をする)」の一人称・複数の不確定未来の形です。

・不確定未来と現在形の組み合わせ

例)アガル トゥム チャーホー トー ハム ムーヴィー デーク サクテー ヘン 
  (もし)(きみ)(欲しい)(なら)(私達)(映画) (見る)(できる)
Agar tum caahoo, too ham movie deekh saktee hain
「君が見たいなら映画見ようよ」

前半は不確定未来で、聞き手がどうなのかは知らないけどもし見たいんだったら、というニュアンスを含みます。
後半は現在形で、もしそうならば絶対に~するよ、という確定の度合いが高い表現です。

「チャーホー」は動詞「チャーへナー(caahanaa,~したい)」の「トゥム(きみ)」に対する不確定未来の形です。
「チャーへナー」の使い方は「動詞の原形+チャーへナー」で「~したい」です。
「サクナー(saknaa)」は複合動詞で動詞語根にくっついて「~できる」という表現です。今回は動詞「デークナー(~を見る)」の語根にくっ付いています。

・現在形と現在形の組み合わせ

例)アガル アープ コー ヒンディー アーティ へ トー アープ イエ アクバール パル サクテー ヘン
 (もし) (あなた) (に)(ヒンディーが) (来る)   (なら)(あなた) (この) (新聞)  (読む) (できる)
Agar aap koo hindi aatii hai, too aap yah akhbaar paṛh saktee hain
「ヒンディー語が分かればこの新聞読めるよね」
前半で現在形で事実を基に前提条件を提示し、後半も現在形で、その条件に基づいたら~ですよねという事実確認に近いものを感じます。
「(人)+コー+能力+アーナー」で「(人)は~ができる」という表現ですね。
後半は先ほど出てきた「サクナー(~できる)」です。動詞「パルナー(paṛhnaa,読む、勉強する)」の語根とくっついています。

・未来形と未来形の組み合わせ

例)アガル アープ バーラット アーエーンゲー トー メーレー サート チャレーンゲー 
 (もし)(あなた)(インド)(来るつもり) (なら) (私と一緒に)(出かけましょう)
Agar aap bhaarat aaeengee, too meeree saath caleengee
「インドにいらっしゃるなら私と一緒に出かけましょう」

これはいわゆる普通の仮定文ですね。仮定文といったらこれ、というようなスタンダードな仮定文です。
もしもこれが未来形ではなく不確定未来形になったなら
「あなたはインドに来るのかどうか分からないけどもしも来たら、いやもし来たとしても私はあなたと一緒に出かけるかどうか分からないな」というような文章になります。非常にネガティブですね。
「○○ ケー サート(~kee saath)」で「○○と一緒に」です。単純に「サート サート」で「一緒に」となります。便利な表現です。

・完了形と未来形の組み合わせ

例)アガル アープ バーラット メン パヘレー ラヘー トー   アープ アーサーニー セー ジーエーンゲー 
 (もし)(あなた)(インド)(に)(以前)(滞在していたなら)(あなた)(簡単) (に) (生きていくだろう)
Agar aap bhaarat men pahalee rahee, too aap aasaanii see jiieengee
「もし以前にインドに住んでいたことがあるなら簡単に生きてけるはずだ」

完了形と未来形を組み合わせることになると「~する必要がある」というニュアンスが出てきます。
「これ~したんだったら・・・もできるはずだろう」のような感じですね。

・未完了分詞と未完了分詞の組み合わせ

例)アガル マェン アミール ホーター トー  マェン  キャー カーム カルター 
 (もしも)(私が)(お金持ち)(であれば)(私は)(どんな)(仕事)(をする)
Agar main amiil hootaa, too main kyaa kaam kartaa
「私がお金持ちだったら仕事なんてしていない」

英文法で言う「仮定法過去」というものです。
今の状況に無ければ別のことをしていたのに、という表現です。
現在形とは違いコピュラ動詞はつきません。
「ホーター」は動詞「ホーナー(hoonaa,~である)」の未完了分詞の形です。be動詞の原形がbeであるように、コピュラ動詞の原形は「ホーナー」です。
今回の文は「どんな仕事をしているだろう」から「仕事なんてしていない」に意訳しています。

例)アガル  ハム チャル サクティーン  トー ハム チャルティーン 
  (もし)(私たち)(行く) (できる)(なら)(私たち)(行く)
Agar ham cal saktiin, too ham caltiin
「私達(女性)は行けるものなら行っていました」

「仮定法過去完了」としての使い方も「未完了分詞+未完了分詞」で表現することができます。
重要なのは現実に起こらなかったことに関して使う、ということでありそこに過去、過去完了という概念はあまり必要が無いようです。
なので上に2文挙げさせていただきましたが訳しかたは仮定法過去でも仮定法過去完了でもどちらでも問題ありません。
前後の文脈でどちらなのかを判断することが必要になります。
未完了分詞の女性・複数の形「ティーン」が登場するのは本当に珍しく、数少ない活躍の場なのでこういう時に出てくるんだ、という風に覚えておいてあげてください。

ということで今回は仮定法に関してご紹介させていただきました!
不確定未来や未来形が出てくることが多いのでお時間ございます時に少し戻って確認していただければスムーズに理解できるかと思います。
それでは今回も最後までお読みくださりありがとうございます!
何かございましたらお気軽にご連絡ください!

松田琢哉

単語帳(33).jpg
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